どーもです。

ヤマハのニューモデル「RMX」シリーズですが、今日紹介するのはUTです。昨日紹介したFWはあまりのぶっ飛びぶりに正直興奮してしまいました。その興奮冷めぬままに打ったUTですが、このUTもすごいですわ~!! 「ゴルフクラブは飛べばいいてもんじゃない!」なんてよく耳にしますが、飛ばないよりは飛んだほうが良いだろうし、ゴルフが変わります!! このUTもFW同様、マジでご機嫌なモデルです。早速、いってみましょう!

まずは見た目から。

デザイン的には、確実に新作の流れを汲むもモデルですね。トゥ・ヒールが落とされているのがこの写真からも分かると思います。これは接地面積を減らし抜けの良さを実現するとともに、つま先上がりやつま先下がりといったライにも対応してくれそうな雰囲気でした。

フェースはセミディープかな。先代に比べるとややディープ、かつコンパクトになっているようにも見えました。

でもボディはセミディープなんですよね! これは意外でした。先代に比較すると、ややヒップダウンしているようも見えました。

後ろ姿です。

構えてみるとこんな感じ。先代がトゥ側にボリュームがあるような形状だったのに対し、今回はフェースの中央後部にボリュームがあるある種ノーマル形状に変更されていました。ボク的には、〝ザ・ジャパニーズUT〟といった感じでした。

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「TMX-420U」Sフレックス装着モデルの5U。スペックは、ロフト角22度、ライ角58度、長さ39.5インチ、総重量343g、バランスD2。ヘッド体積113cm3。シャフトスペックは、重量56g、トルク5.0、先中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用。

持ってみた感覚ですが、重量的には軽めですね。グリップもやや細めでした。シャフトを手でしならせてみると、やはりSでも柔らかめです。しなりポイントは中間からやや先あたりでした。ワッグルしてみると、FWで感じたのと同様、やや手元に柔らかさを感じました。その上でヘッドが動くイメージ。この辺のフィーリングはFWとほぼ同じだと思います。

実際に打ってみると、まず驚くのは打感と打音。ドライバー&FWは柔らかめ、かつ低めの打音でしたが、このUTは全くの別モノでした。「同じブランドでここまで変えていいのかな?」なんて思ってしまうくらい弾き系の打感で、やや金属的ですが嫌みがない高音系の打音でした。そして、1球こそ198yですが、それ以外は全て200yオーバー! ロフト22度で200yオーバーは、ボクにとってはぶっ飛び!! しかも、これ、全然叩いているつもりはありません。普段通りのスイングでした。1発目はスピン量を見ると厚く入りすぎたのかもしれませんね。でも、それ以降はほぼ全て200yオーバーで5000rpmを切っていました。オリジナルシャフトでこのスピン量には、正直ビックリしましたわ~!

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS40.7m/s、初速56.6m/s、打ち出し角15.5度、バックスピン量4648.7rpm、サイドスピン-238.2rpm、飛距離202.8y
【ベスト】
HS40.5m/s、初速56.4m/s、打ち出し角16.0度、バックスピン量4159.9rpm、サイドスピン-238.0rpm、飛距離206.9y

打感は弾き系。前述通りなので、ここでは割愛します。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には文句なしの高弾道! もちろん、直打ちで、です。クラブがしっかり球を上げてくれますね。しかも、意外と初速が速く、スピン量も少なめなので打ち出しから高弾道の棒球が打てるモデルだと思います。

出球傾向ですが、ボクのスイングでドロー系。UTというクラブ自体はかなりつまるモデルが多いと思います。このUTもヘッドが返ろうとする動きがあるので、重心角は大きめなクラブだと思いますが、これが不思議とつかまりすぎないんですよね~!腐れフッカーのボクが打って良い感じのドローというのはうれしいかも!

シャフトフィーリングですが、これはFWとほぼ同様です。切り返しで手元がちょっとしなってタメを作ってくれる感じで、そこからインパクトにかけてヘッドが自然に走り感じでした。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~42m/s辺りにオススメ。このUTもFW同様スイング的、持ち球的に受け入れ間口がかなり広そうなモデルの印象でした。球の上がりを考えれば払い打ち系でもガッツリ球は上がるし、つかまり過ぎないのでいわゆるヒッタータイプがこのまま使ってもいいのかもしれません。敢えて突っ込むとすれば、ウッド系の流れではこのUTだけ打感、打音のフィーリングが違うこと。メーカーとしては、FWとUTの明確な違いを出したのかもしれませんが、「RMX」ユーザーは結構こだわりを持つゴルファーが多いと思います。ボクが心配してもしゃ~ないことですが、そこだけはちょっと気になったかな! でも、200y辺りをここまで簡単に打てたら、ゴルフが変わっちゃいますわな~!!!!

<ヤマハ「RMX」UT>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:10▽上がりやすさ:9.5▽操作性:8▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:7▽ミスの許容度:9
■ヘッド:ボディ=SUS630、フェース=マレージング455
■ロフトバリエーション:4U=19度、5U=22度、6U=22度
■シャフト(重量/トルク/調子):「TMX-420U」(S=56g/5.0、SR=52g/5.4、R=50g/5.6/先中調子)。「Speeder EVOLUTIONⅥ FW60」(S=67.5g/4.1/中調子)。
■価格:「TMX-420U」装着モデル各1本3万円+税。「Speeder EVOLUTIONⅥ FW60」装着モデル各1本3万4000円+税。