どーもです。

先週紹介した「RAYα」シリーズですが、UTだけ紹介できていませんでした。ラウンドレポートに続いてパター&ウエッジを紹介している間に、「RAYα」UTが届きました。しかも今回のUTはオリジナルシャフトではなく、グラファイトデザイン社製「ツアーAD UT-85」Sフレックス装着モデルでした。試打が間に合いましたので、続けてレポします!!

まずは見た目から。

ソール形状ですが、先代に比較するとやや大きくなっているようなイメージでした。後部に長いので、深重心を意識しているのかなって思います。

フェースはシャローですが、形状は先代と別モノ。トップラインがよりボリューム感があって、先代よりはややディープになっていますが、いわゆるUTの中ではシャローフェースですね。

ボディですが、シャローかつストレッチバック形状でした。先代はヒップダウンしたような形状ですが、新作はミドルバックになっていました。また、かなりの出っ歯モデルだというのも、視認できますよね!

後ろ姿です。

構えてみるとこんな感じ。先代よりもクラウンの投影面積が大きくなっていました。見た目からもより安心感のあるモデルだと思いますが、その辺からも今回の「RAYα」シリーズが〝より扱いやすい〟を前面に出していることを感じました。

今回試打したのは、グラファイトデザイン社製「ツアーAD U-85」Sフレックス装着モデルのUT21。スペックは、ロフト角21度、ライ角57度、長さ40.25インチ、総重量356.3g、バランD1。ヘッド体積129cm3。シャフトスペックは、重量86g、トルク2.7、中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。

持ったみた感覚ですが、重量的にはやや軽め。グリップも細めでした。シャフトを手でしならせてみると、Sのわりにはやや柔らかめなイメージもあって、しなりポイントは中間からやや先辺りでした。ワッグルしてみるとややヘッドが動くイメージもありましたが、そのわりには素振りしてみるとクセのない振り感でした。

実際に打ってみると、打感がやや特殊な感じでした。ドライバー&FWとは若干違うイメージで、ヘッドの中になにか詰まっているような、言葉が悪いですが、気持ち鈍いイメージでした。音が低めだったことも影響しているかな。でも、しっかり球を上げくれるモデルで、スピン量もやや少なめでしたね! UTのわりには曲がりが少ないのも、フッカーのボクには好印象でした。これまで紹介したドライバー、FW、アイアンと違うカスタムシャフト装着モデルでしたが、イメージはやはり先代シリーズよりも扱いやすくなっているように感じました。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS40.2m/s、初速55.2m/s、打ち出し角15.9度、バックスピン量4519.3rpm、サイドスピン-692.2rpm、飛距離200.6y
【ベスト】
HS41.1m/s、初速55.0m/s、打ち出し角16.4度、バックスピン量4470.6rpm、サイドスピン-513.2rpm、飛距離201.0y

打感は柔らかめですが、前述通りやや鈍いイメージです。音がやや低めな影響もあると思いますが、その分を差し引いてもちょっとだけ特殊な感じでした。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータがこちら。

弾道的には高弾道。しっかりクラブが球を上げてくれるイメージでした。また、このUTも重心位置の延長線上にインナーウエートを配置しています。その影響でスピン量が抑えられているのか、スピン量はやや少なめでした。

出球傾向ですが、ボクのスイングで軽いドロー系。ヘッドのつかまりというよりはシャフトがつかまえてくれているようなイメージかな!

そのシャフト挙動ですが、このシャフトは初めて打ちましたが、クセのないしなり感でしたね。中調子をうたっていますが、中間からやや先が走って球をつかまえてくれるようなイメージで、ボク的には先中調子系のイメージでした。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでもHS42~43m/s辺りがスイートターゲットかなと感じました。オリジナルシャフトに比較するとしっかり感は確実に増していますが、それでもボク的にはなんかしっくりこなかったのは否定できません。むしろスチールシャフトのNSPRO950GHでも入れたモデルを試打したほうがよかったのかもしれませんが、それも今となっては後の祭りです。「RAY」シリーズではかなり扱いやすいモデルであることに間違いはありませんね。カスタムシャフトモデルでも、そのイメージは変わりませんでした。

<ロマロ「RAYα」UT>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9▽上がりやすさ:9.5▽操作性:8▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:10
■ヘッド:ボディ=17-4ステンレス、フェース=RZR446チタン
■ロフトバリエーション:UT21=15度、UT24=24度、UT27=27度、UT30=30度
■シャフト(重量/トルク/調子):「RJ-TF UT」(S=52g/4.1、R=46g/4.3/中調子)
■価格:各1本5 万1000円+税